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覚醒剤密輸押収量、2年連続1トン超 昨年は過去2番目1068キロ

 昨年1年間に全国の警察が摘発した覚醒剤密輸事件での押収量は1068キロで、過去2番目の多さだったことが6日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。過去最多だった前年よりも360キロの減少だったが、統計がある2002年以降で初めて2年連続で1トンを超えた。同庁は、国外からの流入量が高水準で推移しているとみて警戒を強めている。

 警察庁によると、昨年は船を使って茨城県沖で受け渡しをした密輸事件を8月に摘発し、475キロに上る覚醒剤を一度に押収。秋以降は供給が減った後の需要を狙い、航空便の手荷物などで運べる小口の密輸が相次いだことから、全体の押収量が増えたとみられる。

 前年も一度では過去最多となる597キロを押収するなど、大規模な摘発が相次いだことから、押収量が2年続けて1トンを超えた。

 昨年の密輸手口では、旅行や仕事を装った運び屋がかばんなどに隠し、航空便などで国内に持ち込む「携帯型」の摘発が84件あり、前年の41件からほぼ倍増。覚醒剤の押収量も、前年から117キロ増の189キロとなった。

 発見を免れる方法も巧妙化し、二重底に細工したキャリーバッグに隠したり、マスカラの容器に隠したりして持ち込もうとした例もあった。

 携帯型密輸の渡航者をみると、出航地別ではタイが15件でトップ。次いで中国の11件、台湾の7件が続いた。

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