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【ここがヘンだよ!日本】弊害目立つ「事前審査制」の見直しを 国会審議が出来レースに (1/2ページ)

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 今国会では、衆院予算委員会での与野党の質問時間の配分が見直されることになった。

 2009年に自民党が下野するまで、質問時間の配分は「与党4・野党6」という比率で配分されていた。民主党政権時代に「2対8」と野党側に大きく傾き、これが今回、「3対7」と調整し直されたかたちだ。

 自民党がなぜ、質問時間の配分の見直しを要望したかは明らかになっていない。おそらくは、「モリカケ問題」という実体のないスキャンダルもどきの追及に、貴重な国会審議の時間が大きく割かれたことに対して、自民党議員が反発を覚えたのであろう。

 実際、森友学園も加計学園も、野党が何十時間と追及を続けても政府側の法律違反は証明されていない。せいぜい、会計検査院から財務省に勧告がされた程度で、まさに「大山鳴動して鼠一匹」と呼ぶにふさわしい結末を迎えようとしている。

 このような非建設的で、批判一辺倒な野党の姿勢は問題視されてしかるべきだろう。

 では、与党側は国会で充実した質疑を行っているかというと、そうとも言い難い。各委員会はおべっかに近い政府の応援演説や、聞きたくもない議員の自説をとうとうと述べるような場になることが、しばしばある。

 有名な例では、16年12月、いわゆる「カジノ解禁法案」の審議の際、自民党議員が質問時間を持て余して、般若心経を唱え始めたこともある。

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