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【トレンドウオッチャー木村和久の世間亭事情】データに幻想抱きすぎた「仮想通貨」流出騒動 本来なら「投機性仮想通貨」と表現すべき (1/2ページ)

 オヤジにとって仮想通貨580億円の流出事件は、聞けば聞くほど理解不能で、もはや「ムンクの叫び」状態に陥ってます。日本の犯罪史上、最大金額の盗難なのに、データだからピンとこないのです。

 三億円事件(1968年)直後の、漫画「サザエさん」では、マスオがこたつに、つまみのイカリングを並べて、300000000と書き、「ふ~ん」と寝そべる姿が描かれています。サザエが、それを見て「何を考えているか、わかる」というのです。

 お金の大きさを、庶民感覚でうまく表現していますね。これが現在なら、イカ足でまず58を作り、それからリングを9個も並べなきゃならない。どんだけの大金ですか?

 もし現金だったら、ジュラルミンケース、約500個、トラックでも数台分です。データって便利ですね。犯人が「お前どこに、お金を隠しているんだ?」と聞かれて、ポケットからメモリースティックを出して、ニンマリかな。実際は違うと思いますが、相当コンパクトでしょう。

 この事件の不思議なのは、580億円を失っても460億円は、26万人の被害者に支払うと言ってることです。本当にそんなに現金を持っているんですか? 余裕があるなら、全額戻しましょうよ。だいたい、120億円の差額って何ですか? はは~ん、これは取り立て屋の「闇金ウシジマくん」に回収を頼んだから、手数料を払うってことか。

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