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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「輪」》衆参両輪が回転狂った額賀派騒動 (2/2ページ)

 今回の騒動を通じて感じたのは、派閥という国会議員の“互助会”のような装置自体が古くなっているのではないかということだ。選挙制度が、派閥が選挙区で権力闘争を繰り広げ、切磋琢磨した中選挙区制から小選挙区制に変わり、選挙資金や党公認など議員の“生死”を左右する決定が党総裁に集中するようになった。さらに第2次安倍政権は官僚の人事を“人質”に政策を掌握し、官邸主導の政権運営で衆参国政選挙5連勝という未踏の強さを維持している。

 「政高党低」が定着すると、首相やその周辺との人間関係と政策実行能力があれば、派閥の後ろ盾は不要なのだろうか。実際、当選回数と所属派閥の影響力で閣僚ポストが回ってくる時代は終わりつつある。

 ある派閥に所属する若手議員は「選挙で世話になった人の推薦で派閥に入ったが、メリットはあまり感じない。これからは政策を旗印に議員が集まり政治を動かす時代になる」と話す。無所属の30代の衆院議員は「SNS(ソーシャルネットワーク)が定着した今は、有権者とも海外とも簡単につながることができる。派閥って酒を飲みながら人の噂話しているだけでしょ」などと驚くほど冷淡だ。

 政治部記者で自民党を担当すると、派閥ごとに取材するのが当たり前のため、メディアの発信も時代遅れなのかもしれないと考えさせられる。これからの派閥のあり方は日本政治の行く末でもある。

 確かに言えることは、額賀派取材で面白いのは国会議員の人間性がむき出しになる点だ。一派閥の騒動は政界全体に波及し、党内の他派閥や野党だって無関心ではいられない。噂、嘘、悪口、でたらめ、はったり、でまかせ…。裏付けのない話が飛び交い、真偽の判断が難しい。それ故、記者の勘や胆力が問われ、取材先と信頼関係を築けるかどうかの勝負時でもある。「ガセネタをつかまされた」と1人冷や汗をかくことも…。

 正直、額賀氏の進退に関する堂々巡りの発言は金輪際御免だ。でも、政局取材で鍛えられ、人脈が広がるのであれば、それはそれで楽しいのも事実だ。(M)

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 子供の頃、縁日での輪投げが苦手だった。今もスクープ狙いでネタを投げるも、的を外すことが多く、落ち込む日々。

【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。2月のお題は「輪」です。

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