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ペンス米副大統領、米朝対話を示唆 IOC会長は五輪閉幕後に訪朝へ (1/2ページ)

 【ソウル=名村隆寛】米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、平昌五輪の開会式に出席するため北朝鮮代表団と同時期に訪韓していたペンス米副大統領は、「北朝鮮が非核化に向けた行動を取るまで最大限の圧力を続け、強める」と述べた。その一方、「(北朝鮮が)対話を望めば、話をするだろう」とし、直接対話の可能性を示唆した。

 帰国の機内で同紙に語ったもので、「最大限の圧力と同時の関与」として、ペンス氏は南北対話の進展次第では、対話の用意があるとの見解を示した。

 一方、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は12日、ロイター通信とのインタビューで、五輪閉幕(25日)の後に北朝鮮を訪問する方向で調整していることを明らかにした。

 北朝鮮は金正恩朝鮮労働党委員長の妹、金与正党中央委員会第1副部長が10日、韓国の文在寅大統領との首脳級会談で訪朝を要請した。韓国統一省報道官は12日、「南北関係改善に向けた北の意志の強さを示した」と評価。また、「米国と緊密に連携している」と強調した。同省の千海成(チョン・ヘソン)次官は13日に長嶺安政駐韓大使や中国の駐韓大使と面会する予定で、韓国の立場に理解を求めるもようだ。

 韓国政府は南北対話のムードを朝鮮半島の平和定着につなげるには米朝対話が必須とみており、「状況に応じ南北関係の進展を通じ米朝対話を牽引する」(統一省)との立場だ。ペンス氏が条件付きながらも北朝鮮との対話の可能性を示唆したことで、北朝鮮が米国との対話の場に出てくることが考えられる。

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