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「金正恩は叔父を1万人の前で殺した」ペンス米副大統領はこう語るが… (1/2ページ)

 ペンス米副大統領は14日、米ニュースサイト・エクシオスとのインタビューで、北朝鮮の金正恩党委員長は、自分の叔父を1万人が見守る中、大口径火器によって処刑したと語った。

 ■人体をミンチに

 米トランプ政権は最近、北朝鮮に対する圧力強化の一環として、金正恩体制の国民に対する人権侵害への非難を強めている。

 訪韓したペンス氏は9日、平昌冬季五輪の開会式出席に先立ち脱北者らと面会。ここには北朝鮮に抑留され、昏睡状態で解放された直後に死亡した米国人大学生・オットー・ワームビアさんの父親も同席した。また、トランプ大統領は2日、ホワイトハウスに脱北者6人を招き、北朝鮮における人権侵害の状況を聞き取った。

 冒頭のペンス氏のインタビューも、この文脈の中で行われたものだ。また、訪韓して文在寅大統領と面会した金正恩氏の妹・金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長が韓国世論に好印象を与えたと見られているだけに、インタビューに答えたペンス氏の言葉にも力が入ったようだ。

 ペンス氏はここで、「金ファミリーが何をしてきたか、忘れてはならない」と指摘しつつ、金正恩氏の異母兄・金正男(キム・ジョンナム)氏の殺害事件について次のように言及。金正恩氏は「最も最近では、化学兵器を使って異母兄の殺害を命令」し、全世界に公開された空港の監視カメラ映像を通じて「この残酷な映像を見た」と強調した。

 これは、確かにその通りである。しかし、次の言葉には少し問題がある。

 「北朝鮮の政権と彼(金正恩氏)の家族は、叔父を大口径火器で撃ち、1万人の前で処刑するよう命令した」

 (参考記事:玄永哲氏の銃殺で使用の「高射銃」、人体が跡形もなく吹き飛び…

デイリーNKジャパン
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