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【山口那津男 本音でズバッと】安倍首相の平昌開会式「出席」判断正しかった 対話の機会損失、想像すれば明らか (1/2ページ)

 韓国・平昌(ピョンチャン)冬季五輪での、日本選手の活躍が目覚ましい。2ケタのメダル獲得は、国外では過去最多の快挙だ。

 中でも、フィギュアスケート男子の羽生結弦選手の金メダルは、同種目で66年ぶりの2連覇達成という偉業である。わずか3カ月前に、練習中に右足を痛めたときは、「もう五輪は無理かもしれない」と不安にかられた人も多かったに違いない。

 しかし、羽生選手は東日本大震災に仙台市で被災しながらも乗り越え、ぜんそくの持病とも闘って克服し、前回のソチ五輪で金メダルにたどり着いた。その過程で培った芯の強さと勝負勘は、この4年間でさらに磨きがかかっていたのだ。

 忘れられない選手が、もう1人いる。スピードスケート女子500メートルで、五輪新記録をマークして優勝した小平奈緒選手だ。スピードの日本女子では史上初の金メダル。1000メートルの銀に続く女子個人での複数メダル獲得も、高木美帆選手とともに今五輪2人目となる。

 過去2回の五輪出場で届かなかったメダル。そして、迎えた30歳越えての五輪だが、これまでとは違う。オランダ留学を機に、スタートダッシュのスピードを上げ、持ち前の終盤の伸びを合わせて、昨季から無敵の勢いで乗り込んだ。寒さに耐えた花は大輪だった。

 国民に勇気を与えてくれる日本選手の活躍は、さらに続くだろう。

 このような成果は、開会式に安倍晋三首相自ら出席して、選手を激励したことも手伝っている。マイク・ペンス米副大統領や、フランクワルター・シュタインマイヤー独大統領ら各国要人とともに参加し、花を添えた。

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