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金正恩の「特別なトイレ」を爆撃せよ…米軍事専門家がマジメに提案 (1/3ページ)

 米国が北朝鮮を先制攻撃する可能性がしきりに取りざたされるようになったのは、昨年4月からのことだ。この間、何度か「米朝開戦は不可避」との声が上がってきたが、現時点で米朝が戦争に突入する兆候は見られない。もちろん、今後の状況の変化次第で何かが起きる可能性もあるが、現状では、対北攻撃に関する米国の本気度は極めて疑わしい。

■普通のトイレが使えない金正恩氏

 米国の複数のメディアは、米軍が「ブラッディ・ノーズ(鼻血)」作戦を検討中だと報じた。鼻血作戦とは戦争にならない程度の限定攻撃で、米国の軍事的優位を誇示し、北朝鮮に核開発を放棄させることを目的にした作戦だという。この報道が出ることによって、またもや「開戦不可避」との見方が出ているが、この作戦については米政府からも、存在自体を打ち消す声が出ている。

 いずれにせよ、筆者は米国が先制攻撃を仕掛ける可能性は低いと見ている。北朝鮮が事実上の核武装国である限り、米国といえども簡単には手を出せないだろう。とはいえ米朝が緊張状態にある限り、戦争の危機は常に存在する。過去の例を見るまでもなく、突発事態が戦争に発展してしまう例は少なくない。

 2015年8月には、北朝鮮と韓国が対峙する軍事境界線の非武装地帯で、北側の仕掛けた地雷が爆発し、韓国軍兵士2人の身体の一部が吹き飛ばされる事件があった。これをきっかけに、南北は一触即発の事態に突入。韓国政府は爆発シーンの衝撃的な動画を公開し、韓国世論は当時の朴槿恵政権の強硬姿勢を後押しした。結果、北朝鮮は実質的に謝罪。衝突は対話によって回避されたが、韓国側の薄氷を踏む勝利だったと言える。

 (参考記事:【動画】吹き飛ぶ韓国軍兵士…北朝鮮の地雷が爆発する瞬間

 この時の南北衝突の危機を踏まえて、米韓軍の間で取りざたされるようになったのが、有事の際に金正恩党委員長をはじめとする北朝鮮の指導部を排除する「斬首作戦」だ。

デイリーNKジャパン

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