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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】羽生選手の凱旋パレードに「日の丸」準備されるか 4年前は配布されず、もしそれを繰り返すのなら… (1/2ページ)

 韓国・平昌(ピョンチャン)冬季五輪は25日が閉会式である。開幕直前から、同地ではノロウイルスが猛威を振るい、200人以上が集団感染した。選手の感染者が2人で済んだのは不幸中の幸いだった。

 ノルディックスキー・ジャンプの世界的英雄である葛西紀明選手が選手村に到着したとき、部屋の暖房は壊れていたそうだ。公式練習の後、予定の午後10時にバスが来ず、氷点下14度の寒空の下、日本人選手だけが40分間も待たされた。「意図的な嫌がらせ」と疑われても仕方がない過去が韓国にはある。

 近年、これほど露骨に「政治利用」された五輪は例がないと思う。

 国際社会が北朝鮮への圧力を強めるなか、「親北」で知られる韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、女子アイスホッケーで南北合同チーム編成に動いた。開会式では国旗ではなく、朝鮮半島がモチーフの「統一旗」を選手に持たせた。

 「核・ミサイル開発」を強行する北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、妹の金与正(キム・ヨジョン)氏を開会式に送り込んだ。「北朝鮮のイバンカ」と表現したメディアもあった。

 そこまで政治利用されたら、そのままお返しするのが米国流である。

 マイク・ペンス米副大統領は、微罪で北朝鮮に長期間拘束され、解放直後に死亡したオットー・ワームビア氏の父親を開会式に同行させ、「北朝鮮の残虐性」を訴えた。

 安倍晋三首相も、ペンス氏と協力して、「北朝鮮の時間稼ぎに協力するな」と文氏に警告したようだ。

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