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《zak女の雄叫び お題は「輪」》震災から7年 福島・楢葉町のサケ孵化場に復興の槌音 (2/2ページ)

 震災の3年前から木戸川のサケの白子を仕入れてきた渡辺さん。サケの白子はあまり食料として需要がないため、捨てられていたという。原発事故以降は木戸川の代わりに、北海道や岩手のサケを代用してきた。しかし、「やっぱり木戸川のサケを使いたい」という気持ちがあり、7年ぶりに鈴木さんから受け取ることができた。他にも、燻製で使う桜の木や食材の豆腐、アユも福島県産だ。

 会津地方の苞(つと)豆腐をいただいたが、食感がチーズのようで香りがとても良い。「白子は作るのに3週間かかるので、3月上旬にはできますよ」と渡辺さん。再出発した木戸川で、少しずつ戻ろうと走り続ける人たちがいた。(M)

【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。2月のお題は「輪」です。

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