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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「新年度」》「コールドケース」海外ではカレンダー、トランプで呼びかけも  (1/2ページ)

 人事異動の季節だ。警察や検察など、事件を抱える官庁ではこの時期、担当者の異動や配置換えを前に、懸案だった事件が大きく動いたり、ひそかに捜査を進めていた事案が表面化したりするので、担当記者にとっては気が抜けない時期でもある。

 一方で、年度をまたいで犯人検挙の一報を待ち続ける長期間未解決事件のご遺族の中には、複雑な心境でこの季節を迎える人も多いようだ。「また担当が変わるのか」。警察も取材にあたる記者も、2、3年で担当者が変わる。そのたびに、悲しい記憶や事件解決の思いを伝えるのは難儀なことだと思う。それでも、お話ししてくれるのはありがたいことだ。

 先日、長期未解決になっているある殺人事件のご遺族の女性と話をする機会があり、海外の警察の取り組み事例をいろいろと教えてもらった。「オランダでは、未解決事件のカレンダーを刑務所で配布して、捜査に進展があったそうですよ」と聞き、調べてみると確かに、そんな記事を見つけた。

 AFP通信などによると、オランダ警察は昨年1月、未解決事件52件の手がかりを求めて、事件に関する情報が記載されたカレンダーを刑務所内で試験的に配布。すると、5カ月間で約160件の情報が寄せられたといい、2つの事件の捜査を再開したという。今後、国内のすべての刑務所にカレンダーを配布する計画だそうだ。オランダには約1500件の未解決事件があり、事件解決の新たなアプローチとして注目されている。

 さらに検索を進めると、米国でも一風変わった情報提供の呼びかけが行われているのを発見した。

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