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【日本の元気】ドイツの超元気超高齢夫妻と感動の再開 自由闊達な生を謳歌「この家もあげる」 (1/2ページ)

 昨年の12月、家内ともどもドイツの知人夫妻を訪ねた。目的地は南ドイツ、ラインラント=プファルツ州の古都、ダイデスハイム。ワイン用ブドウ畑に囲まれ、13世紀に作られた街並みが残る人口3700人の小さな町だ。

 私たちがここを初めて訪ねたのは44年も前のことだ。新婚旅行の途上、ライン川沿いを走る列車内で、著名な工芸家であるゲルトルード・フィッシャー夫人と親しくなり、この町にあった自宅に招待され、夫妻は私たちの結婚のお祝いをしてくれたのだ。

 その後、子供たちともども家族同様の交流が続いていたが、この十数年は会わずじまいだった。だが周囲の人たちから、「夫人はすでに95歳、ご主人も94歳。2人とも会いたがっているのに、どうして来ないの」と再三連絡があり、「元気なうちに会っておかなくては」という思いで、今はダイデスハイム郊外の小さな町に2人で暮らすお宅を訪ねたのである。

 後期高齢者どころではない超高齢夫妻ゆえ歩行もできないはず、面会はベッドサイドで1-2時間が限界と思っていたが、人生観がドーンと変わってしまった。

 夫人は来訪した私たちを強くハグして喜んでくれたばかりか、椅子の上に立ち上がり「こんなに元気よ」とバンザイまでして見せたのだ。それからの4日間は、知人友人を招いて自宅や町のレストランでの会食など彼女の采配によるスケジュールがびっしり。「25歳も若い」私たちの方がくたびれてしまった。

 また、夫人のマネジャーでもある94歳の夫、アウグスト氏も元気いっぱいで小型車を安全かつ機敏に運転、その疾駆ぶりには、戸惑うばかりだった。

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