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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】「皇帝」目指す習近平氏、共産党幹部が逆らえるはずがない 「反腐敗闘争」では大量の自殺者、なかには暗殺も? (2/2ページ)

 この「反腐敗闘争」に付随して、副課長級以上の自殺者が2015年は1500人、16年には1700人に達し、年間1300人の公務員が自殺した文革期を上回ったという。汚職の調査を受けて自暴自棄となり、他の幹部を銃撃した後、自殺した事件も起きた。

 これは想像だが、全員が自殺だったとはかぎらない。汚職がバレないように、仲間を暗殺したケースもあっただろう。

 習政権の最初の5年間を何とか生き延びた共産党幹部が、ここで習氏の宿願に反対したら、あとでどんな目に遭わされるか分からない。この威嚇効果が「反腐敗闘争」の目的の1つだったことは疑う余地がない。

 他方、日米の野党議員や左派メディアは、安倍晋三首相や、ドナルド・トランプ米大統領に対して、いかに失礼な言動を投げつけられるかを競っているように見える。

 自由主義国家に住む左翼ほど、自由を謳歌(おうか)している存在はいない。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

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