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「対話ムード」利用され… 韓国が北に特使派遣、正恩氏はミサイル完成へ“時間稼ぎ”

 韓国の文在寅大統領は1日、ドナルド・トランプ米大統領との電話首脳会談で、北朝鮮に近く特使を派遣する方針を伝えた。韓国大統領府が明らかにした。「核・ミサイル開発」を強行する北朝鮮は、「従北」の文政権を取り込み、時間稼ぎを図る公算が大きい。だが、米国は近く起こり得る有事を見据えて着々と準備を進めている。

 韓国政府による特使派遣は、平昌(ピョンチャン)冬季五輪開会式に、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、与正(ヨジョン)氏が訪韓したことに対する答礼だとされる。

 特使に対し、北朝鮮は南北首脳会談実施の提案などで「対話ムード」を醸成し、核ミサイル完成までの時間を稼ごうとする可能性が高い。北朝鮮が核ミサイルを持てば、日本は国家存亡の危機に直面しかねない。

 米国は、北朝鮮の狙いを見透かしているようだ。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、北朝鮮の核問題をめぐる外交努力が失敗した際に備え、米軍が先週、朝鮮半島有事を想定した秘密の図上訓練を実施していたという。

 北朝鮮主導の「黒い野望」を許してはならない。