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【編集局から】今日で会うのが最後かもしれない友人と居酒屋に 酔いが回り出た言葉は…

 ここ数日、東京都内は気温20度前後の暖かさで、春の訪れを感じながら通勤しています。「桜の開花も早いかな」と考えています。

 先日、とある友人と場末の居酒屋でさしで飲みました。夏に家庭の事情で東京を離れ田舎に帰ることがすでに決定しています。

 生ビールと刺し身とたけのこの天ぷらを注文。今日で会うのが最後かもしれないとなるとどうも構えてしまい、話が進みません。自分にいらだち、灰皿の吸い殻が山盛りになるほどです。するとその子のある発言にカチンときて、声を荒らげてしまい、沈黙に拍車をかけました。短気なのは自覚はあるのですが…。

 反省していると「あなたはけんかっ早いから…そういうのは良くないよ」と言われる始末です。いままでの礼も“肝心”なことも言えず、酔いが回っていたこともあり、出た言葉が「俺は何があってもお前の味方だ」。今考えると恥ずかしいのですが、今更どうしようもありません。そうこうしているうちに終電です。

 名残惜しさを察してか「電車が来るまでね」と話し込んでくれました。「またいつでも会えるから」と手を振り、お互いに上り下りのホームへ。東武線の踏切の音がいつになくむなしく聞こえました。別れの季節です。(S)

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