記事詳細

合意「対話」意向も…核開発“南北共犯”か、世界裏切り続けた北の歴史 正恩氏が北主導「統一指令」情報も (3/3ページ)

 北朝鮮に詳しい麗澤大学の西岡力客員教授はこう明らかにする。

 「1月に正恩氏が『青瓦台(韓国大統領府)をはじめ、韓国の各機関は主体思想派が全部握った。(南北)統一をせよ』と指令を出したという話を北朝鮮につながる関係者から聞いた。核放棄をごまかし、北朝鮮が南北統一を進める恐れがある。南北首脳会談で南北が話し合いをしているなら、『北朝鮮は戦争しないのだから、米軍が駐留する必要はない』と韓国国民も考えるようになる。そして、在韓米軍を撤退させた後、韓国との連邦制国家を作るというシナリオを正恩氏は描いているのかもしれない」

 北朝鮮主導で、核を持つ巨大な「反日朝鮮国家」が誕生するのか。

 安倍晋三首相は日本時間6日夜(米東部時間6日朝)、北朝鮮の動きに対し、「当面は圧力を高めつつ、各国と連携して状況を見極める」との方針を、訪米中の河井克行自民党総裁外交特別補佐に伝えた。河井氏が記者団に明らかにした。

 安倍首相は「対北朝鮮制裁が効果を上げているからこそ、対話の流れになった」「(北朝鮮が)完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」を確約しなければならないとも言及したという。

 日米をはじめとする世界は、どう北朝鮮に対峙(たいじ)すべきか。

 前出の西岡氏は「『不可逆的で検証可能な形での非核化を進める』という方針を絶対に降ろしてはならない。交渉には応じるが、交渉での要求は下げず、北朝鮮が要求を受け入れない限り圧力を緩めないことが必要だ」と指摘した。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース