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「森友」傲慢発言連発で麻生氏降ろしが加速 朝日の“隠しカード”見極め (2/3ページ)

 自民党関係者は「党の中枢幹部も、疑惑の核心を知らされていない。関係者に電話して『一体、どうなっているのか?』と問い合わせをしていた。政府側から7日夕、『有印の決裁文書は、国会議員に配布した物と一致した』と伝えられた。確認に時間がかかったのは、朝日新聞や野党各党の“隠しカード”を見極めていた可能性が指摘されているが、党内には一抹の不安が残っている」と語った。

 与党側の危機感の根底には、麻生氏と財務省へのいらだちがある。

 疑惑を報じた朝日新聞が、相変わらず「決定的な証拠」を示していないことへの疑問が指摘される一方で、麻生氏には疑惑を持たれた組織のトップとして、首をかしげるような高圧的な言動が目立つ。

 「捜査に影響を与えるか予見し難いので、答弁は差し控える」「何か言った?」「あなたに予算委員会の先にしゃべれということですか」

 国会審議で突き放すように答弁したり、ヤジに切り返したり、記者会見で書き換えの有無をただす朝日新聞記者に対し、たたみかける映像が、テレビのワイドショーやネット上で繰り返し流されている。

 国会答弁の信用性に疑いが生じている国税庁の佐川宣寿(のぶひさ)長官をかばうような対応もマイナスだ。

 麻生氏を「(愛読マンガにたとえて)ローゼン閣下」などと熱狂的に支持する人々も多いが、べらんめえ口調で疑惑に対応する姿は、高齢者などの感情悪化につながっていることは間違いない。

 政治評論家の伊藤達美氏は「麻生氏ならではの言動が『高飛車だ』と認識され、結果的に政権の足を引っ張っている。麻生氏には、疑惑解明に向けた謙虚な姿勢と、強い態度を示してほしい」と注文を付けた。

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