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「森友」傲慢発言連発で麻生氏降ろしが加速 朝日の“隠しカード”見極め (3/3ページ)

 朝鮮半島情勢の激変を受け、日本の外交・安全保障政策が問われるなか、野党は決裁文書「書き換え」疑惑で盛り上がっている。

 立憲民主党の辻元清美国対委員長は7日、党会合で、裁量労働制をめぐる厚労省のデータ不備問題を念頭に「決裁文書や答弁もフェイク(虚偽)となれば、安倍首相自身の責任問題に発展しかねない」と攻勢を強めた。

 懸念されるのは、麻生氏への個人的反発が高まり、政権基盤が動揺することだ。

 麻生氏は首相時代、リーマン・ショックへの経済対策を次々と打ち、最悪の事態を回避した実績がある。だが、一部メディアとの関係悪化から、歯にきぬ着せぬ言動や、漢字の誤読を執拗(しつよう)に取り上げられた。次第に求心力を失い、麻生内閣の支持率は15%前後まで下落し、自民党は下野した。

 一部の野党やメディアは、その再来を狙っている。

 前出の伊藤氏は「国税庁の佐川長官をかばう必要などない。国政の停滞を避けるためにも、記者会見を開いて説明させるべきだ。安倍首相と麻生氏にはリーダーシップを発揮してほしい。対応を誤れば、政権運営は厳しくなる」と語る。

 今回の疑惑拡大について、「自民党総裁選をにらみ、麻生氏を政権中枢から外したい勢力がうごめいている可能性がある。麻生氏を『キングメーカー』にしないための工作ではないか。麻生氏としては、矢面に立つことで、安倍政権全体への批判をかわす覚悟をしているようだ」(永田町関係者)という見方がある。

 疑惑はどう展開するのか。

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