記事詳細

韓国、米に全面降伏…ウォン安誘導禁止で経済大打撃 FTAでも大幅譲歩 (1/2ページ)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が、為替政策で米トランプ政権に全面降伏した。米韓自由貿易協定(FTA)再交渉に並行して、通貨安誘導を禁止することで合意したのだ。不透明なウォン安介入で輸出を伸ばしてきたと批判が強い韓国経済への打撃は深刻だ。

 「米国の労働者にとって大きな取引となった」。ホワイトハウスの報道官はFTA再交渉妥結について勝ち誇った。さらに通貨安誘導禁止についても明らかにした。

 米財務省は為替報告書で、日本、中国、韓国、ドイツ、スイスの5カ国を「監視対象」に指定。韓国については、自国の輸出を優位にする為替介入が不透明だと問題視した。国際通貨基金(IMF)も同様に批判した。

 聯合ニュースは「米国が通商圧力を強化する状況では、来月発表される新たな報告書で為替操作国に指定される恐れもある」と報じるなど危機感が強かった。

 通貨安誘導の禁止はFTAの「付属文書」に盛り込まれ、拘束力はないが、韓国はウォンを売ってドルを買う為替介入が極めて困難になる。輸出に依存する韓国経済にとっては厳しい状況だ。

 この合意は韓国に“不都合な真実”だったようで、ホワイトハウス側が公表した後で、韓国政府側も認めたが「FTAとは別物だ」と釈明に追われた。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース