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最高で時速407キロも… スピード違反常習者の心理を専門家が分析 (1/2ページ)

 尋常ではないスピード違反が相次いで検挙されている。米国製スポーツカーで時速235キロで暴走した男が逮捕されたかと思うと、大型バイクで239キロを出した男性も書類送検された。ネット上には「300~400キロ超え」の動画も投稿されており、専門家は「ネガティブな快感を望んでいる」と指摘する。

 排気量6400ccのエンジンを積んだ米クライスラーのスポーツカー「ダッジ・チャレンジャー」が中央自動車道の法定時速100キロ区間を235キロで駆け抜けたのは2年前の1月29日未明のことだった。取り締まり装置には運転していた東京都の会社員の男(41)が中指を立て挑発する様子が記録されており、警視庁交通執行課は執念の捜査で先月1日、道交法違反での逮捕にこぎ着けた。

 24日には千葉県警が、法定速度80キロの東京湾アクアラインで239キロを出したとして、排気量670ccの英トライアンフ製バイク、デイトナ675SEを運転していた同県柏市の男性(33)を書類送検した。昨年5月24日未明に暴走した際に速度計を撮影してユーチューブに投稿。最高で279キロを示していた。「高評価される動画が撮りたかった」と供述しているという。

 ヒガノクリニック院長で精神科医の日向野春総氏は「スピード違反は社会的にマイナスイメージであるにも関わらず、それでも目立つことに快感や自己満足を得る人間はいる。事故を起こさないかぎり重罪になることは少ないため『人を殺してもないし、何も盗んでない』という感覚で違反を繰り返しているはずだ」と分析する。

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