記事詳細

東アジアの民主主義危機で中国と台湾の識者らシンポジウム

 中国では習近平国家主席の独裁権力が強化され、台湾では与党・民進党の支持率が低迷するなど、東アジアの民主主義が危機を迎えるなか、シンポジウム「中国の人権問題と台湾政治の行方」(幸福実現党主催)が12日夜、都内で行われた。

 まず、中国の人権弾圧を芸術を通して訴える在米の中国人彫刻家、陳維明氏が中国の現状を報告した。その後、台湾の蔡英文総統のブレーンとして活躍する国立政治大学の李酉潭教授と、幸福実現党の釈量子党首が対談した。

 陳氏は「中国では、さまざまな自由が保証されていない。いつ追い出されるか分からない」などといい、3月の全国人民代表大会(全人代=国会)で、国家主席の任期制限を撤廃した習政権下の現状を嘆いた。

 対談で、李氏は台湾について「今でも中国から多大な圧力を受けている。独立しない限り、本当の自由はない」と訴えた。

 イベントの最後に、釈氏は「日本も今、危機に立たされている。日本人はもっと情報を集め、議論し、危機感を持たなければならない」と語った。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう