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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】フェイクニュース、罰則強化より見抜く技術開発の方がいいのかも (1/2ページ)

 4月1日、ツイッターで「ダライ・ラマ14世が来日されました」という変な投稿が流れたんだ。簡単にいうとウソ情報、いわゆる「フェイクニュース」みたいなものだ。投稿した本人は「エープリルフール」のジョークのつもりだったかもしれないが、ボクはダライ・ラマのことを積極的に支援しているから、こんなウソ情報が飛び出してくるのかと仰天したよ。

 もちろん、念のため関係者にも来日していないことを確認した。でもこれはツテがあったからできたことだ。何もなければ確認のしようがないから、信じた人も多くいたんじゃないかな。

 事実に基づかないフェイクニュースについては、マレーシアで罰則を強化する法案が可決されたというニュースが出ていた。「悪意」を持ってフェイクニュースを発信した人に対して罰金や禁錮刑を科すというものだ。

 欧州でもドイツがサイト運営者にフェイクニュース消去を義務付けて、違反した場合には巨額の罰金を科す法規制を導入している。

 ただスピード感のある適用はできないだろう。発信者に罰則を下すといっても、明確に嘘や悪意が確認できないといけないからね。投稿そのものは削除できても、投稿したアカウントの人物を特定するのも難しいはずだ。

 今後もこうしたネット投稿を監視する動きは世界各地で厳しくなっていくかもしれないが、ボクとしては厳格化しすぎても問題が起こるんじゃないかと思っている。確かにボクもフェイクニュースに迷惑したことはあるけど、過度に取り締まろうとすると検閲につながりかねない。

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