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【喫煙を考える】IQOS受動曝露、悪影響は認められず 約400人対象に実施 PMJが調査結果発表

 フィリップ モリス ジャパン(PMJ)は4月24日、都内で加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」のエアロゾル(蒸気)による受動曝露に関する臨床試験結果を発表した。

 試験は、親会社のフィリップ モリス インターナショナル(PMI)が、都内レストランで非喫煙者、紙巻きたばこ利用者、IQOS利用者合わせて約400人を対象に実施。その結果、IQOS利用者と同じ空間で食事をした非喫煙者の尿に、ニコチンや発がん性物質とされるたばこ特異的ニトロソアミンなどの曝露量増加はなく、周囲への受動曝露による悪影響はないことが確認された。試験目的を「受動喫煙」ではなく「受動曝露」としたのは、IQOSから発生するのはたばこ葉を燃やして出るものではなく、喫煙者の吐き出すエアロゾルのみであることから。

 PMIは、喫煙を続ける成人喫煙者に対し、喫煙よりもリスクの低い新たな選択肢を提供する「たばこハームリダクション」というコンセプトのもと、長年にわたりリスクを低減する可能性のある製品(RRP)の研究開発に努めており、今回の試験もその一環として行われたもの。国や東京都が進めている受動喫煙防止対策は、いずれも加熱式たばこを規制対象としているが、「加熱式には紙巻きたばこと異なるルールを設けるべき」というのが、本試験結果を通してのPMJの見解だ。

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