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【平沢勝栄 俺がやらねば】「国民民主党」立ち上げの意図、目的に疑問 両党合流しても相乗効果の期待薄では? (1/2ページ)

 先週末、民進党代表だった大塚耕平参院議員とインターネット番組で一緒になった。

 大塚氏は週明けの7日、「選挙に勝つには野党の一本化が必要」との判断から、民進党と希望の党を合流させ、新たに「国民民主党」を立ち上げた。私は政治家としての大塚氏を心から尊敬しているが、この新党立ち上げだけはその意図、目的に疑問を抱いている。

 もともと、昨年秋に大半の民進党衆院議員が加入した希望の党は、憲法改正や安全保障法制の容認を掲げていた。民進党とは考え方が異なるはずで、両党が再び合流しても、相乗効果への期待は薄いのではないか。

 国民民主党の共同代表に就任した大塚氏によれば、他の野党に選挙での協力を働きかけるという。その中心は、共産党だ。しかし、同党は「自衛隊は違憲」と主張している。大塚氏は、この点が今後協力していく際の「最大のネック(障害)」と言っていた。

 確かに過去の選挙をみても、共産党と組めば、確実に一定の票は期待できる。新党としては、ぜひとも同党の協力を得たいところだろう。しかし、選挙に勝つためなら、何をしてもいいというものでもない。

 国の安全保障の根幹に関わる自衛隊について、考え方を全く異にする国民民主党と共産党が選挙協力するとなれば、当然政策面で影響が出てくるだろう。国民民主党は「選挙目当ての大義なき協力」との批判を免れないのではないか。

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