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東京五輪で…JR、地下鉄、私鉄“殺人的”大混雑リスト JR東京駅で1.8倍、JR新宿駅は2.3倍 (1/2ページ)

 2年後に迫った東京五輪。日本勢のメダルラッシュに期待は高まるが、国内外から大勢の観客が訪れるため、競技場の最寄り駅や主要な乗換駅では利用客が最大で通常の3倍にも増えると専門家が試算する。殺人的ラッシュへの対応も急務だ。

 試算を行ったのは、中央大理工学部の田口東教授。首都圏で1日に通学・通勤に鉄道を利用する客を約800万人、招致段階での競技日程・会場計画に基づき、最も試合が多い日の観客数を65万人と設定した上で乗降客数をシミュレートした。

 その結果、大混雑が予想されるのが多くの乗客が乗り換えなどに利用する大規模な駅だ。JR東京駅は通常の1・8倍、JR新宿駅は2・3倍、東京メトロの永田町駅は、通常の利用客の3倍の人数が駅を往来することが予想されている。

 田口氏は「これは計算上の話であり、実際に3倍もの人数がホームに並ぶことは不可能だ」とし、「このまま何も対策を施さないと、入場規制などで無理やり混雑を緩和せざるを得ないかもしれない」と話す。

 人気種目が実施される競技場の最寄り駅も要注意だ。新国立競技場や東京体育館が近いのがJR千駄ケ谷駅。新国立競技場では2020年7月24日(金曜)午後8時から開会式が行われる。開会式前日と当日を休日とする議員立法も提出される予定だが、同29日(水曜)から8月8日(土曜)の期間、東京体育館ではメダルへの期待が高まる卓球も行われ、通勤・通学や帰宅時間が大混雑する恐れもある。

 ゆりかもめ沿線では7月25日(土曜)から8月2日(日曜)までの間、バレーボール、体操、テニス、ビーチバレーなど人気競技が行われる。観光スポットとビジネス街の顔を持つ同沿線だけに、始発の新橋駅などに観戦客が一気に押し寄せることも予想される。

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