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裏切り? 韓国「瀬取り」否定も日本は不信感 公海上で2隻のタンカー接舷に小野寺防衛相「普通ではない」

 日本政府が、韓国側への不信感をにじませている。韓国政府は、同国船籍のタンカーが北朝鮮の船舶に洋上で物資を移し替える「瀬取り」に関与した疑いについて否定する回答をしてきたが、にわかに信用できない様子なのだ。米国中心の国際社会は、北朝鮮の「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)を目指しているが、「従北・反日」の文在寅(ムン・ジェイン)政権は大丈夫なのか。

 「公海上で(2隻のタンカーが)接舷するというのは普通ではない」

 小野寺五典防衛相は15日の記者会見で、韓国への疑念をにじませた。

 河野太郎外相も同日の会見で、日本政府として韓国タンカーが関与していないことを認めるかと問われ、「韓国政府からは『関与していない』という連絡をもらった」とだけいい、「(北朝鮮に対する)制裁回避の動きに、断固として対応していく」と強調した。

 今回の事案は、南北首脳会談(4月27日)直後の5月上旬、海上自衛隊の艦艇が東シナ海の公海上で、2隻のタンカーが接舷しているところを確認し、韓国側に事実関係の調査を要請していた。

 瀬取りは、国連安全保障理事会の制裁決議に反する行為である。韓国は疑惑を否定したが、水面下で北朝鮮と通じていれば、国際社会に対する「裏切り」にほかならない。

 米朝首脳会談に先立って開かれる22日の米韓首脳会談で、「超タカ派」のマイク・ポンペオ国務長官や、ジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を擁するドナルド・トランプ政権も、韓国を厳しく指導するとみられる。

 北朝鮮とともに、韓国も監視する必要がありそうだ。

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