記事詳細

米国が世界最大規模の海軍演習「リムパック」から中国を排除 理由は「地域不安定化」

 ドナルド・トランプ米政権が、6~8月にハワイ沖で予定している世界最大規模の海軍演習「リムパック」(環太平洋合同演習)への中国海軍の参加を拒否した。国防総省は、中国が南シナ海で人工島の軍事拠点化を続け、「地域を不安定化させている」と理由を挙げている。過去の演習でも中国はトラブルを起こしている。排除は当然の決定だろう。

 米海軍が主催するリムパックは2年に1回行われ、日本の海上自衛隊を含む20カ国以上が参加を予定している。

 中国海軍は信頼醸成措置の一環として2014年から招待された。しかし、初参加の14年には、情報収集艦をハワイ沖に派遣し、参加国の反感を買った。16年にも海自幹部の研修目的による乗艦を認めず、各国の信頼を裏切る行為を続けた。

 今年のリムパックにも、昨年5月の時点では中国も招待されていたが、南シナ海などでの覇権主義的な行動を問題視する米国の対中強硬派の間で、中国排除論が持ち上がっていた。

 国防総省のクリストファー・ローガン報道官は声明で「中国は米国や世界への約束に背き、スプラトリー(中国名・南沙)諸島の軍事拠点化を推進している」と非難した。一方、ワシントンを訪問している中国の王毅外相は23日、「極めて非建設的な行為だ」と再考を促した。

zakzakの最新情報を受け取ろう

関連ニュース