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プーチン氏、正恩氏をロシア招待 安倍氏も参加で日朝首脳会談の可能性 9月の極東フォーラムに

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、9月に極東ウラジオストクで開かれる東方経済フォーラムに、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を招待したことが明らかになった。安倍晋三首相も同フォーラムに参加する予定で、現地での日朝首脳会談開催の可能性も指摘されている。

 ロシア通信によると、ロシア下院のメリニコフ第1副議長が4日、訪露した北朝鮮議員団との会談で明らかにした。

 メリニコフ氏によると、5月31日に訪朝したロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が正恩氏に渡したプーチン氏の親書に、ウラジオストク訪問要請が盛り込まれていたという。ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は「東方経済フォーラムは(正恩氏が)訪露する場合の可能性の1つとなる」と述べた。ただ、正恩氏の具体的な訪問予定はまだ決まっていないとした。

 安倍首相とプーチン氏は、これまで20回以上も会談を行い、信頼関係を構築してきた。ロシアは極東開発に日本の経済力や、北朝鮮の労働力を求めている。北朝鮮はロシアへの接近を強めている。

 こうしたなか、ロシアでの日朝トップの会談や接触はあり得るのか。

 国際政治学者の藤井厳喜氏は「ロシアは北朝鮮にとって最も近い国だ。プーチン氏が正恩氏に対し、日本が各国の中で唯一大規模な『真水の経済援助』を行える国で、『経済面を考慮しても日本との対話は必要だ』とアドバイスすれば、ロシアでの日朝首脳会談が実現する可能性がある」と話している。

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