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北が拉致幕引きへ謀略工作 永田町に「特定失踪者、数人の帰国」情報 加賀孝英氏「だましの手口は許されない」 (1/2ページ)

 米朝首脳会談(12日)を見据えて、永田町の一部で「特定失踪者、数人の帰国」という衝撃情報が流れている。横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=をはじめ、拉致被害者全員の帰国が熱望されるなか、拉致問題の幕引きを狙う、北朝鮮側の許し難い謀略工作といえそうだ。

 「北朝鮮側が、日本人数人が帰国する可能性を伝えてきたという情報がある。どうやら、特定失踪者とみられる」「曽我ひとみさん(59)=同(19)=のように、日本政府が把握していない被害者が含まれる可能性はありそうだ」「日本人妻の帰国も検討しているとされる」

 官邸に近い関係者は、こう語った。

 政府が認定している「北朝鮮による拉致被害者」は17人。このうち、5人は2002年に帰国した。残るは、めぐみさんら12人。北朝鮮は「8人が死亡、4人は未入国」としているが、客観的証拠は示していない。

 一方、特定失踪者は、北朝鮮による拉致の可能性を否定できないものの、日本政府の認定を受けていない人を指す。「特定失踪者問題調査会」(荒木和博代表)のリストでは、約470人に上る。警察当局が、拉致の可能性を踏まえて捜査している行方不明者は880人を超える。

 この時期に、衝撃情報が流れた理由は何か。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮は、国内外で処刑や暗殺、拷問、強制労働など深刻な人権問題を引き起こしている。

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