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被害者、今度こそ取り戻す 早紀江さん「日本だけでなく世界の幸せになると正恩氏は理解してほしい」 (1/2ページ)

 ■救う会「『解決済み』あり得ない」

 米朝首脳会談の焦点の1つ、「日本人拉致問題」について、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権が虚言を繰り返している。根拠もなく「拉致問題は解決済み」と、許し難い大ウソを吐いているのだ。北朝鮮の主張は、捏造(ねつぞう)の疑いのある物証に基づいている。詐欺国家の戯言に弄されず、日本は今度こそ、被害者を取り戻さなければならない。

 「今、北朝鮮を世界が凝視している。拉致が解決すれば日本だけでなく世界の幸せになると正恩氏は理解してほしい」

 1977年に拉致された横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(82)は11日の記者会見で、期待を込めた。

 だが、北朝鮮は最近、国営メディアを通じて不誠実な対応を繰り返している。朝鮮中央通信は4日、論評で「すでに解決済みの『拉致問題』などを持ち歩いて引き続き朝鮮対決に奔走するなら、世界の嘲笑を買い、歴史の外に永遠に押し出されるということを知るべきである」と日本を非難した。

 ふざけている、としかいいようがない。北朝鮮の主張には一切根拠はなく、むしろウソにまみれている。

 2002年9月の日朝首脳会談で、北朝鮮は「5人が生存、8人が『死亡』、2人が『未入国』」と説明したが、その後の北朝鮮調査結果は矛盾だらけだった。

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