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拉致解決キーマンにプーチン氏浮上 識者「日朝関係改善がロシアの利益になる」 (1/2ページ)

 拉致問題解決に向けた日朝首脳会談実現のキーマンとして、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が浮上した。以前から、北朝鮮に融和的姿勢を取り続けており、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長にロシア訪問を要請しているのだ。安倍晋三首相とは信頼関係があり、ドナルド・トランプ米大統領とも悪くない。「日朝関係改善がロシアの利益になる」という識者もいる。

 サッカー・ワールドカップ(W杯)の開幕に沸くモスクワに14日、北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長の姿があった。朝鮮労働党の序列2位で、対外的には国家元首の役割を務める人物だ。

 ロイター通信によると、永南氏はプーチン氏と面会し、9月に正恩氏がロシアを訪問するよう招待を受けたという。5月31日に訪朝したロシアのセルゲイ・ラブロフ外相も、正恩氏に訪ロを要請した。

 プーチン氏が、正恩氏を招待しようとしているのは、9月11~13日に極東ウラジオストクで開かれる「東方経済フォーラム」とされる。安倍首相も出席を予定しており、日朝首脳接触の舞台として急浮上した。

 米朝首脳会談で、トランプ氏は、正恩氏に拉致問題解決を提起した。日本政府は現在、日朝首脳会談の実現に向けて動き出しているが、日朝のパイプ役として、ロシアの存在感が高まっている。

 プーチン氏は、安倍首相と20回以上も会談し、信頼関係を構築している。また、旧ソ連が北朝鮮建国に関わったため、ロ朝関係も悪くない。ロシアは極東開発に日本の経済力や、北朝鮮の安い労働力を求めている。

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