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非核化しても金正恩氏には「使える最終兵器」が残っている (1/2ページ)

 韓国メディアの報道によれば、北朝鮮と韓国は14日に板門店(パンムンジョム)で行われた将官級軍事会談で、北朝鮮が軍事境界線付近に配備した長距離砲を後退させる問題について協議を始めた。

 韓国側がこの問題を提起したところ、北朝鮮は拒否感を示さなかったという。仮に北朝鮮がこれに応じるとしたら、非核化と並ぶ「大胆な決断」であると言える。

 すでに広く知られているとおり、朝鮮人民軍の規律は地に落ちている。部隊内では物資の横領や横流し、窃盗、性的虐待が横行。まともに戦争など出来そうもない状態だ。

 (参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

 ■吹き飛ぶ韓国軍兵士

 そんな中、長距離砲部隊は核ミサイルを扱う戦略軍や、特殊部隊、サイバー攻撃部隊と並び、数少ない虎の子だ。

 北朝鮮は、軍事境界線のすぐ北側に、170ミリ自走式榴弾砲と240ミリ放射砲(ロケット砲)を大量に配備している。これらは韓国の首都圏を射程に収めており、有事の際にはごく短時間に、数千発の砲弾をソウルに降らせることができる。また、新型の300ミリロケット砲の射程はさらに長く、京畿道地方平沢地区の在韓米海軍キャンプ・ハンフリーズおよび韓国の陸海空軍司令部の脅威となっている。

デイリーNKジャパン
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