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休眠断層が覚醒、大阪周辺や首都圏でM7級大地震も 識者「東京は『内陸直下型』に加え『海溝型』もある」 (1/3ページ)

 死者5人、負傷者300人以上となった大阪府北部を震源とするマグニチュード(M)6・1の地震から一夜明けた19日、断水やガスの供給停止などライフラインの寸断が続いた。18日の地震は大阪北部で観測史上初めて震度6弱を記録したが、17日にも群馬県で震度5弱を記録、全国的に警戒度が必ずしも高くなかった地域の断層が目を覚ましつつある。専門家は大阪周辺のほか、東京など首都圏でもM7級以上の大地震が襲う危険性を指摘する。

 深刻な爪痕を残した大阪北部地震。19日午前0時31分ごろには、京都府南部、大阪府北部で震度4の地震が発生。気象庁は今後1週間程度は震度6弱程度の地震が起こり得ると注意喚起した。

 高槻市など一部の自治体では19日も断水やガスの供給停止などライフラインの寸断が続いた。

 「100年くらい静かな状態だった地域で地震が発生している」と強調するのは、夕刊フジでコラム「警戒せよ!」を毎週木曜に連載する武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏。「2011年の東日本大震災で地盤が弱まっており、これが数年、数十年かけて元に戻る過程で地震が発生しているとみられる」と分析する。

 地震には、東日本大震災や今後の発生が懸念される南海トラフ巨大地震のように海と陸のプレートの境界に位置する海溝沿いで発生する「海溝型地震」と、1995年の阪神淡路大震災のように内陸部の活断層で発生する「内陸直下型」がある。大阪と群馬で発生した地震はいずれも「浅い内陸直下型」だった。

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