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関東最速梅雨明けで過去最悪級「大猛暑」予兆 気象予報士・森田正光氏「今後は水不足になる恐れ」 (1/2ページ)

 観測史上初となる6月の梅雨明けとなった関東甲信地方。専門家は、この夏に過去最悪級の「大猛暑」が襲う予兆とみる。水不足や熱中症など命に関わる事態で、最大限の警戒が必要だ。

 関東甲信でこれまで最も早い梅雨明けは2001年の7月1日だった。記録を更新した理由について、「今年は季節の進み方が例年より早い」と話すのは気象予報会社ウェザーマップ会長で気象予報士の森田正光氏だ。

 「太平洋高気圧が南東側から急に張り出してきたことで、本来は6月に多い雨量も5月に前倒しされ、桜の開花も早かった」と解説する。

 東京都心部で6月25~29日に5日連続で最高気温が30度以上に達するなど、関東甲信の広い地域ではすでに真夏のような暑さになっているがまだ序の口に過ぎないという。森田氏は「2010年の『大猛暑』に匹敵する可能性がある」と力説する。

 この年は平均気温が平年より1・64度高く、1898年の統計開始以降最高の記録になった。「(最高気温30度以上の)真夏日が東京で71日間あった。梅雨明けの早さと猛暑は関連しており、今年も7、8月の約60日間は高い気温が続きそうだ」と森田氏。

 早い梅雨明けはさまざまな悪影響をもたらす。特に水不足や熱中症などの気象災害には要警戒だ。森田氏は続ける。

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