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羽生棋聖、タイトル通算100期へ王手 ヒューリック杯棋聖戦

 将棋の「第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第4局が10日、新潟市で指され、先手の羽生善治棋聖(47)=竜王=が挑戦者の豊島将之八段(28)を破り、対戦成績を2勝2敗のタイとした。第5局で羽生棋聖が勝てば、タイトル獲得数で前人未到の通算100期を達成。豊島八段勝利の場合には、八大タイトルを8人で分け合う異例の「戦国時代」に突入する。

 羽生棋聖は昨年12月、竜王を奪取して初の永世七冠を達成した。自身の持つ通算タイトル獲得記録を99期に更新し、夢の大台まであと1期としている。

 将棋のタイトルは昨年に叡王戦が加わり、竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖を合わせた八大タイトル制となっている。近年の若手の台頭を受け、複数のタイトルを保持しているのは羽生棋聖だけ。第5局で豊島八段が勝利すれば、世代交代をさらに印象づけることにもなる。注目の第5局は17日、「都市センターホテル」(東京都千代田区)で行われる。