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【小池百合子 強く、そしてしなやかに】西日本豪雨の教訓生かし「首都防災力」向上へ 「どのように、どこへ」逃げるか (1/2ページ)

 西日本を中心とする豪雨災害で、亡くなられた方は200人を超えた。尊い命を失われた方々、最愛の家族を亡くされたご遺族に哀悼の意を表すとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げたい。

 日本列島は連日連夜、猛烈な暑さが続き、熱中症で搬送される方々が相次いでいる。被災地では断水もあり、深刻な状態が続いている。平成史上最悪の水害に、東京都ができることは最善を尽くすつもりだ。

 都庁では、豪雨災害の発生後、危機管理対策会議を開き、被害状況の情報を共有した。

 被災地から人的支援の要請を受け、警視庁から348人、東京消防庁から12人が救命救助要員として急行した。岡山県倉敷市真備町を中心に派遣した職員は延べ76人となった。今後は、被災者の速やかな生活再建に向け、罹災(りさい)証明書の発行支援業務に区市町村の協力のもと、都・区市町村職員を併せて派遣する予定だ。

 家が流されたり、住めなくなったりした被災者が、住居を確保できるよう、コンロや冷蔵庫、布団を備える都営住宅など220戸分を用意した。光熱水費は自己負担だが、利用費、敷金などは不要だ。お子さんの都立学校などへの転学希望があれば、速やかに受け入れる準備もしている。

 赤ちゃんを世話するママへの救援物資として、乳児用液体ミルクも提供する。都とイオン株式会社は6月、災害時に海外から液体ミルクを調達できるよう協定を締結したが、被害の大きい岡山県倉敷市から2000個の要請があり、さっそく連携が実った。

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