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【自由民主党総裁選キーマン】野田聖子総務相、ステルス作戦で“推薦人の壁”突破なるか (1/2ページ)

★(3)野田聖子総務相

 野田聖子総務相と先日、東京・永田町の議員会館の廊下で偶然すれ違った。私(鈴木)はぶしつけとは思いつつ、これはチャンスとばかり、総裁選について聞いた。

 「頑張っていますよ。でもねえ…」

 いったん間を置いて、本音を話してくれた。

 「やっぱり、推薦人のところかなあ」

 「日本初の女性首相」を目指す野田氏の総裁選出馬には、各方面からの期待も大きい。だが、出馬には推薦人20人が必要など、男性社会が色濃い永田町の権力闘争の中で多くの壁がある。

 ただ、八方塞がりに手をこまねいているわけではない。取材していくと、野田氏は戦略を描きながら、ひそかに動いていることが分かった。

 野田氏をよく知る自民党ベテラン議員によると、野田氏は6月から7月にかけて、重要人物数人に一対一で会い、総裁選への意思を示し、仁義を切り、タフな交渉をしているという。

 「重要人物とは、安倍晋三首相と、古賀誠元幹事長、安倍首相の有力側近だ。安倍首相には『総裁選に出るつもりです』と伝えた。現在の任命権者なので、きちんと筋を通した。古賀氏の方は戦略です。前回の総裁選で、古賀氏は裏で野田氏の推薦人を探した応援団。岸田派の後見人でもあるが、『今回、岸田文雄政調会長は出馬すべきではない』と考えているという話も入ってきた。野田氏はすぐに会いに行き、『推薦人確保で力を貸してほしい』と話したようです」

 そして、最大のポイントは、安倍首相の有力側近に会ったことだ。

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