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ラオスで韓国合弁企業などが建設中のダム決壊 複数の村浸水数百人不明、6000人超が家失う

 ラオスの国営メディアは24日、同国南部アッタプー県で建設中だった水力発電用のダムが23日に決壊し、数人が死亡、数百人が行方不明になったと報じた。決壊により複数の村が浸水し、6000人以上が家を失ったという。

 決壊したのはセピアン・セナムノイダム。国際協力機構(JICA)ラオス事務所によると、ダム本体にひびが入って決壊し、ダム湖からの水が流れ込むセピアン川が増水したとみられている。

 朝鮮日報(日本語版)によると、ダムは韓国のSK建設・韓国西部発電などが設立した合弁企業、セピアン・セナムノイ電力会社(PNPC)が建設しており、来年2月から商業運転に入る予定だったという。同紙は「ダムは昨年、工期より5カ月前倒しで工事を終え、1年早く貯水し、試運転に入っていた」「今回決壊したダムは、メーンのダムではなく、5つの補助ダムのうちの一つ」とするSK建設の関係者の発言を報じた。

 地元メディアの報道などによると、村全体が濁水にのまれたように見える場所もあった。建物の屋根に上り救助を待つ人や、ボートに乗って安全な場所に避難する人々もいた。

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