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韓国大統領府“異常”掲示板また大炎上 人民裁判の舞台に…イ・ビョンホンのドラマに「親日」批判殺到、平昌五輪では選手に土下座させ (2/2ページ)

 国民請願掲示板に寄せられる投稿の「異常さ」は今回に始まったことではない。

 典型例の一つが、今冬の平昌(ピョンチャン)冬季五輪の際の投稿だ。2月19日のスピードスケート女子団体追い抜きで韓国のキム・ボルムら2選手が最後尾の選手を置き去りにしてゴールし、キムが仲間の遅れのせいにするような発言をしたことに対し、2選手の代表資格剥奪を求める請願に賛同が殺到し、キムは翌日に謝罪会見に追い込まれた。

 キムは同月24日の女子マススタートで銀メダルを獲得したが、レースが終わった後、氷上に置いた韓国国旗を前に両膝をつき“土下座”までし、「土下座は自分の言動を韓国国民に謝るため。ごめんなさいという思いしかありません…」と述べた。

 サッカーW杯ロシア大会での「異常請願」も記憶に新しい。6月18日のスウェーデン戦に韓国が敗れると、「スウェーデンとの戦争を望む」という書き込みのほか、同国の家具メーカー「イケア」に対して「違法な資金づくりや脱税が疑われる。税務調査を」というとばっちりとしか思えない内容まであったのだ。

 常軌を逸したような匿名投稿が堂々と公開されている政府の掲示板とは一体、何なのか。

 韓国に精通するジャーナリストの室谷克実氏は「一言でいうと、『人民裁判受け付け場』だ。名前を公開した責任ある意見で賛同者もきちんとした請願ならともかく、あの掲示板は匿名で書き込むことができる。しかも、一定期間に賛同数が20万以上となったら、政府が正式に答えるということになっている。建前としては『国民の声を聴く』ということだが、実態としては『誰かを追い落とす』掲示板になっている。普通の国では考えられない『愚民制度』といっていいのではないか」と話した。

 なんとも恐ろしい。

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