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【政界マル秘紳士録】枝野幸男・立憲民主党代表 来夏参院選「野党連携」へ求められる手腕 くすぶる“献金問題”説明責任は不可避 (1/2ページ)

★(6)枝野幸男・立憲民主党代表 

 「『自民党に代わりうる選択肢は立憲民主党』と明確に認識していただけるように、枝野は先頭に立って暑い夏を走りぬきます」

 枝野幸男代表の後援会紙(国会通信)には、こう記されていた。

 正念場といえる来年夏の参院選を見据え、「1強」の自民党に対峙(たいじ)するには立憲民主党だけでは限界がある。

 2016年参院選で、連携の立役者となった枝野氏には、野党第一党の党首として野党をまとめていく度量と、現実的な政策軸を示すことが求められるが、自党の議席拡大に力点を置いているように感じる。

 国民民主党の玉木雄一郎共同代表が7月末、「(参院選で)一緒に戦う旗頭、旗印を明確にしたい」との考えを表明したが、枝野氏は「現時点では選挙に向けた政策のすり合わせは考えられない」と突き放した。

 野党の中では順調に見える立憲民主党だが、課題もある。

 「立憲民主党=リベラル」と強調するが、同党には「日の丸を国旗、君が代を国歌」とする国旗国歌法に反対した議員が、枝野氏を含めて何人もいる。政権交代を目指す観点から、「旧社会党左派や市民運動家など左に偏り過ぎている」という懸念は根強い。

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