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【小池百合子 強く、そしてしなやかに】注目される東京五輪の暑さ対策、「遮熱性塗装」「ミストシャワー設置」が急務 応援する観衆への配慮も (1/2ページ)

 「東京2020オリンピック・パラリンピック」の開幕まで、2年を切った。各会場の建設などハード面の準備は、おおむね順調に進んでいる。これからはボランティアの募集のほか、公共交通機関の利用などを促し、期間中の混雑緩和に取り組む「交通需要マネジメント(TDM)」といったソフト面での具体的なツメが重要となる。

 ここへきて俄然(がぜん)、注目が高まっているのが暑さ対策だ。

 今年の夏は、気象庁が「災害」級と警告するほどの「異常気象」となっている。7月23日に史上初めて都内でも40度を超え、日本列島は猛暑や大雨が続く。

 2013年の五輪招致時から、「開催時の暑さは大丈夫か」と懸念する声は上がっていたが、招致委員会がIOC(国際オリンピック委員会)に提出した立候補ファイル(開催計画書)には「この時期は温暖で、アスリートに理想的な気候」と明記されている。

 IOC関係者から、過去の大会での気温は、アテネ33度、北京35度、ロンドン27度、リオデジャネイロ34度だったとのメールが届いた。日本は高温に加え、湿度が高い。都職員には、暑さ対策のレベルを上げ、全庁で取り組むように改めて指示した。

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