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韓国・文大統領、北に「特使」派遣も面会は… 金正恩氏、14日間“雲隠れ” (1/2ページ)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使団が5日朝、北朝鮮・平壌(ピョンヤン)に向けて出発した。3回目の南北首脳会談の日程調整などが目的で、文氏の親書を持参したが、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との面会は決まっていない。「北朝鮮の非核化」で米朝間の仲介役を自任する韓国だが、日帰り特使団の成果は疑問だ。

 「特使団は今回の北への訪問を通じ、北側と南北関係の発展や朝鮮半島の非核化、平和構想を協議する予定だ」

 韓国・聯合ニュースによると、特使団を率いる鄭義溶(チョン・ウィヨン)・大統領府国家安保室長は4日、記者会見でこう語った。会見で鄭氏は、正恩氏との面会日程は確定しておらず、具体的日程は平壌到着後に決まると説明した。正恩氏は先月20日から3日まで、14日間も公開活動を中断して“雲隠れ”していた。

 韓国側は、今回の特使団訪朝や今月予定されている南北首脳会談で、北朝鮮に非核化に踏み出すよう説得する意向だが、北朝鮮は反発を続け、米朝関係は膠着(こうちゃく)している。

 ドナルド・トランプ米政権は、北朝鮮側の「米国が平和条約締結を話し合わねば非核化はやらない」という強硬姿勢を受け、マイク・ポンペオ国務長官の8月末の訪朝を出発直前に中止にした。

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