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中国、キューバの米外交官に異変…脳を襲う「マイクロ波」攻撃の恐怖 米紙報道 (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米政権に、新たな警戒事案か。中国やキューバに駐在する米外交官が不調を訴える事案が相次いでいたが、「マイクロ波」による攻撃で、脳に損傷を受けた可能性が浮上したのだ。マイクロ波とは、最も短い波長域の電波(極超短波)のことで、電子レンジでも使用されている。冷戦時代から兵器化が研究されていたという。

 衝撃のニュースは、米紙ニューヨーク・タイムズなどが報じた。

 同紙は1日、外交官の脳損傷について「マイクロ波が原因と思われる」という、ペンシルベニア大学・脳損傷治療センターのダグラス・スミス所長の見解を報じた。

 中国やキューバの米国大使館では、2016年から聴覚障害などの体調不良を訴える米外交官が約30人に上っている。米政府は昨年9月、キューバの首都ハバナの大使館職員の多くを国外退避させた。

 当初は、「音響装置」による攻撃の可能性が有力視されていたが、CNN(日本語版)は3日、米政府高官の話として、音響装置は見つからなかったと報じ、「捜査当局は、正体不明の音響はマイクロ波攻撃を覆い隠す手段に過ぎなかったと推測している」と伝えている。

 マイクロ波は、電子レンジやレーダー、携帯電話などに使われているが、人体を攻撃する兵器となり得るのか。

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