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安倍氏VS石破氏、地方票争奪戦が過熱 市議への「恫喝」騒ぎも… 自民党総裁選 (1/2ページ)

 自民党総裁選(20日投開票)で、焦点となる地方票(405票)の争奪戦が過熱している。今回から集計方法が変わり、各候補の得票数は、党本部で都道府県ごとに把握できるため、国会議員らは、党員・党友への働きかけに必死なのだ。実動部隊といえる地方議員が、陣営からの「恫喝(どうかつ)」を訴える騒ぎも起きてきた。

 「官邸の幹部でもある、とある国会議員から、露骨な恫喝、脅迫を私達地方議員が受け、地方議員の人格否定ともいえる状態になった」

 自民党の岡田裕二・神戸市議は10日夜、自身のフェイスブックにこう投稿し、安倍晋三首相を支持する立場から、石破茂元幹事長の支援に転じる意向を明らかにした。

 12日の朝日新聞朝刊によると、岡田氏は、11日に神戸市であった石破氏の街頭活動に誘われていた。しかし、地元の国会議員から連絡を受け、官邸幹部が「参加すれば、将来に差し障る」と言っていると伝えられたという。総裁選は権力闘争そのものだが、やり過ぎの印象はある。

 地方票の争奪戦が過熱する背景には、集計方法の変更がある。

 従来は都道府県連ごとに集め、各地の党員数に応じて事前に割り振った票数を比例配分していたが、今回から、都道府県連ごとに地方票を取りまとめた後、全国で一括集計する方法に改めた。

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