記事詳細

【室谷克実 新・悪韓論】文大統領の言うことは常に正しい!? 韓国の「ゴマスリ・ヒエラルキー」というシステム (1/2ページ)

 1980年代、90年代の韓国には、「モーレツ社員列伝」とでも呼ぶべき企業神話があふれていた。「アフリカの奥地に分け入り、日本企業のふりをして家電製品を売って回った」といったサムスン電子の元社長の話などは、典型だろう。

 しかし、今日の韓国では詐欺話は多々あれ、そんなモーレツは聞かれない。代わりに聞こえてくるのは、「ゴマスリ社員列伝」だ。

 東亜日報(韓国語版、9日)を読んでいて、久しぶりにコーヒーを噴き出した。「上司の靴に指を入れて常勝長駆(=向かうところ敵なし)」「過剰なゴマスリを強要する韓国文化」という見出し記事だ。「上司の靴に指を~」とは何のことなのか。その不思議さから読み始めた。

 会食を終えて店を出る際、上司が靴ベラを探したら、素早く上司の靴に指を入れ、「私の“指ベラ”でどうぞ」とやるのだ。それを実践した社員は取締役に昇進し、その後も常勝長駆で出世街道を驀進(ばくしん)いるというのだ。

 副社長が出張でパリに来た。「エッフェル塔を見ながらジョギングをしたい」と言ったので、ホテルの部屋にランニングマシンを取り付けさせた駐在員。

 やはり海外出張に来た食通の役員にゴマをするため、3カ所のレストランに予約しておき、ムダ金を使った駐在員の話…。いろいろ出てくる。

 大学院生が、教授にどう接するべきかも、この記事にある。

 「大学院生にとって、研究より重要なことは教授様によく仕えること」「教授様でも、その家族でも、空港まで送り迎えすること、子供の宿題を助け、教授様が好きな菓子を用意しておくことなどは基本」という“ゴマスリ名人”と異名を取る大学助手の話が紹介されている。

関連ニュース