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【勝負師たちの系譜】将棋界は全員でファンサービス徹底!? 女性ファンの多さ目立った豊島棋聖就位式 (1/2ページ)

★就位式

 タイトル戦が終わると、どの棋戦も1~2カ月後に、就位式が行われる。

 以前は出席者が関係者だけだったが、昨今の就位式では、一般のファンも参加できるよう、前もって告知される。

 私はよほどのことがない限り、ほとんどの就位式に出席するようにしているが、今までに見た最高の出席人数の就位式は、今年の1月に行われた、竜王戦の就位式だった。

 この時の羽生善治竜王は、単に竜王獲得というだけでなく、この竜王獲得で「永世七冠」となり、国民栄誉賞に繋がった獲得だったためか、非常に話題性が高かった。

 それに加え、藤井聡太四段(当時)が6組優勝で表彰されたから、700人は超えたと思われる会場内は、移動することもできないくらいだった。

 最近ではヒューリック杯棋聖戦の就位式が9月13日、東京都港区の「グランドニッコー東京 台場」で行われた。

 少し遅れて入った私の目についたのは、女性ファンの多さであった。

 主役の豊島将之新棋聖が、独身ということにも関係があったと思う。

 式典は主催新聞社の社長あいさつから始まり、日本将棋連盟会長あいさつ、協賛社のあいさつの後、就位状授与、賞金及び記念品授与、そして最後にタイトル獲得者の謝辞という順番で進む。

 豊島は「タイトルを取るまで時間がかかって辛い時もあったが、ファンの方の応援で頑張れた」という謝辞を述べた。

 初挑戦で奪取した後輩に、何人も追い抜かれたこともあり、最初のタイトル挑戦から獲得まで、8年かかった豊島の実感であろう。

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