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トランプ大統領、暴走加速でマティス氏「更迭」!? “重し”なくなり米中軍事衝突の恐れも (2/3ページ)

 マティス氏は国際協調派とされ、暴走傾向のあるトランプ政権で、外交・安全保障上の安定感を与えてきた。だが、トランプ氏との関係悪化は最近、何度も報じられた。

 米誌ニューズウィーク(日本語版)は8月31日、《トランプを止められる唯一人の男、マティス国防長官が危ない?》との記事を掲載した。

 国防総省で同月9日に発表された「宇宙軍創設」の場に、マティス氏の姿がなかったことについて、同誌は「彼は昨年、費用の増大を懸念して宇宙軍の創設に反対し、歴史に名を残すようなプロジェクトが欲しくて仕方がないトランプに敗れたのだ」と指摘した。

 9月11日に出版された、米紙ワシントン・ポストの看板記者、ボブ・ウッドワード氏の新著『Fear(恐れ)』では、マティス氏がある会議後、側近に対し、トランプ氏を「小学5~6年生程度の理解力しかない」と評した様子が紹介されている。マティス氏は発言を否定している。

 マティス氏の後任候補もすでに、取り沙汰されている。

 米紙ワシントン・ポストは9月5日、トランプ政権が後任人選を進めていることを伝えた記事で、ジャック・キーン退役陸軍大将を最有力候補として挙げた。キーン氏は2003年に退役し、国防政策協議会諮問委員会のメンバーとして、イラク占領政策の助言などに携わった。

 他に、共和党のトム・コットン上院議員やリンゼー・グラム上院議員らの名前が挙がっているという。

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