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与野党幹部に「言動の乱れ」 日本政治の劣化か (2/2ページ)

 国民へのアピールを狙ったようだが、他党幹部を「ヒラメ=上ばかり見ている人物」と揶揄(やゆ)するのは、品格としてどうなのか。

 ちなみに、産経新聞・FNNの最新世論調査で「『憲法改正の議論をしないのは国会議員の職場放棄だ』との意見をどう思うか」と聞いたところ、「国会議員は憲法改正に向けて議論すべきだ」(18・8%)、「改正の是非に関わらず、憲法については議論すべきだ」(48・7%)で、67・5%が改憲の議論に賛成している。

 共産党の小池晃書記局長は7日の参院予算委員会で、閣僚席を指差しながら質問した。答弁に立った麻生氏が「『人を指さすのはやめた方がいい』と何回も言ったじゃないか。いい加減にした方がいい。無礼だ」と激高する一幕もあった。

 小池氏は「その言い方の方が無礼だ」と応戦したが、人を指差す行為がマナー違反なのは、小中学生でも知っている。

 政治評論家の屋山太郎氏は「政界にはかつて『言葉の教育』をきちんと受けた者が入ってきたが、今はそうではない人が多過ぎて、国会が言論空間ではなくなった。ユーモアをユーモアで返せない。野党側は『丁寧にものを言えば負けだ』と思っているようだが、まったく違う。そんな風潮が言葉の乱れを生んだ。政治家はもっと読書をして、語彙を身に付けてほしい」と語っている。

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