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鳩山元首相、市民団体集会で“宇宙人ぶり”発揮! 「中国は日本を襲おうとは思っていない」 (2/2ページ)

 本題の「脱『日本大国主義』」に話題が入っても鳩山節は止まらない。

 「日本は明治維新後、沖縄、台湾、朝鮮半島を“植民地化”した。結果、先の大戦で大敗北した。富国強兵と殖産興業で背伸びをしたのが、大日本主義だ。安倍政権も、国連常任国入りを目指しており、同じ大日本主義だ。その象徴が原発だ。将来、核兵器に技術を移転するためだ」

 ちなみに、鳩山氏が政権獲得した2009年の民主党政策集には「国内世論と加盟国の支持を前提にわが国の常任理事国入りを目指します」とある。鳩山民主党も「大日本主義」ではないのか?

 中国や北朝鮮への言及は驚くべきものだった。

 安倍政権の対中政策を「日本は必要以上に中国脅威論を振りまくが、演出だ。中国は日本を襲おうとは思っていない。中国の習近平国家主席が一番、周辺国とは仲良くしたいと思っている」と述べ、「日本が南西諸島で自衛力を高めるのはいかがなものか」と語った。

 北朝鮮については、「ことさら『拉致・核・ミサイル』を強調しても、拉致問題は解決しない。まず、日朝国交正常化交渉をやり、拉致を解決するのが早道だ。朝鮮半島が非核化すると『在韓米軍を減らせ』との話も出てくる。そんな時、『日米安全保障条約はまさに重要だ』と言うのは時代錯誤。日本は米国の従属国」と言い切った。

 沖縄県・尖閣諸島の周辺海域に、中国公船が連日侵入していることを把握しているのか。「日米安保廃棄」「自衛隊解消」を党綱領に掲げる共産党支持者を意識して発言しているのだろうか。

 講演終盤、鳩山氏は隣国との付き合い方について、「真の抑止力は友愛による外交力だ」と語った。民主党政権の外交を思い出し、「きっと、ブラックジョークなのだろう」と思った。(報道部・村上智博)

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