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「重大問題」発生! UAEで建設中の韓国製原発に亀裂か ハンギョレ新聞報道

 韓国が、UAE(アラブ首長国連邦)で建設中のパラカ原子力発電所に「重大問題」が発生した。同原発3号機の格納建物に、亀裂がある可能性があるというのだ。韓国国内にある原発でも同様の問題が発生し、今も解決していない。文在寅(ムン・ジェイン)政権の掲げる「脱原発」政策で、技術者流出も加速しているとされる。「メード・イン・コリア」の信用性はますます地に堕ちそうだ。

 《韓国が建設したUAE原発に“亀裂”可能性… UAE側“調査中”》

 韓国のハンギョレ新聞(日本語版)は16日、このような見出しの記事を報じた。

 同紙は、米国のエネルギー分野専門紙による、UAEの原子力規制庁幹部のインタビューを引用する形で、パラカ原発3号機の格納建物のコンクリート壁で昨年、潤滑油であるグリスの漏出が発見されたことを紹介している。トラブルに対し、UAE側は「私たちが運営許可を出す前に、彼ら(韓国)がこの問題を直さなければならない」と求めている。

 ハンギョレは「グリスが外壁で発見されたということは、壁に亀裂があるかもしれないという話になる」と指摘した。今年8月に同じトラブルが韓国国内の原発で起きて現在も漏洩場所を探しているため、「簡単でない問題」としている。

 韓国国内では現在、24基の原発があるが、「脱原発」を掲げる文政権のもとで、職員削減が進み、技術者が海外に流出していると伝えられる。

 朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「韓国はもともと、ものづくりがそれほど得意ではない。原発でも近年、偽造部品や規格外部品の使用が発覚した。匠の精神がない韓国では、『製品基準を守る』という意識が低い。原発は部品一つをとっても、最高水準の技術が求められる。幸い、事故そのものには至っていないが、いつ事故につながるか分からない危険性を抱えているといえる」と話した。

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